Mac でプライベートなメールアーカイブ:自分で管理できるコピーを残す
プライベートなメールアーカイブの第一歩は、メールの保存場所、アクセスできる人、検索を行う場所を把握することです。MailVault はアーカイブ済みメールを Mac 上のファイルとして保持し、ローカルで検索します。自分のコピーを残すために、MailVault のアカウントや MailVault がホストするメールボックスは必要ありません。
プライバシーの宣伝文句より、メールの流れを確かめる
MailVault はメールサービスに接続してメールを受信・送信します。そのアカウントは引き続きメールサービスが扱い、送信したメールは引き続き受信者に届きます。ローカルアーカイブで変わるのは、保持するコピーの保存場所です。通常のメール配信からメールサービスが外れるわけではありません。
ローカルの保管庫は、個別の .eml ファイルを Maildir ディレクトリに保存します。ファイルにはメールのヘッダー、本文、添付ファイルが含まれます。そのためアーカイブを移行しやすく、内容も確認できますが、ファイルにアクセスできる人がメールを読める可能性もあります。
Mac App Store 版では、使用中の保管庫を別のフォルダに移動できません。バックアップ先は別の場所を選べます。
ローカル保存と暗号化は別のもの
ローカルにあるというだけで、保管庫を暗号化されたコンテナとして扱わないでください。Mac では強固なログインパスワードを使い、ディスクの保護を見直します。Apple はFileVault が Mac のデータを保護する仕組みを説明しています。外部バックアップドライブも別途保護し、復旧に必要な情報はコンピュータが故障してもアクセスできる場所に保管してください。
MailVault はアカウントの認証情報を macOS キーチェーンに保存します。これは OS を通じて認証情報を保護する仕組みであり、アーカイブしたメールファイルを保護する仕組みとは異なります。同様に、画面上で個人情報を隠しても、元のメールが暗号化されるわけではありません。
アーカイブのある場所で検索する
ローカルメール検索なら、検索語句を MailVault の検索サービスに送信せずに、保存したやり取りを取り出せます。必要なメールが保存済みなら、ネットワークに接続していなくても使えます。覚えている文言で検索し、差出人、日付、フォルダで結果を絞り込めます。
実際の構成に合わせたプライバシーのチェックリストを作る
- 保管庫やバックアップのフォルダが、クラウド同期ディレクトリ内にないか確認します。入っている場合、そのサービスも保存構成の一部になります。
- macOS アカウントと、メールを保存する共有ドライブや外部ドライブへのアクセスを制限します。
- オフラインになる前にメール全体を保存します。サーバー上にしかないメールには、引き続きメールサービスへのアクセスが必要です。
- 別のバックアップを保持し、コピーしたメールと添付ファイルを開けるか試します。
- 任意の連携機能は有効にする前に確認します。特に、内容を外部サービスに送る連携は確認してください。
この方法が向いている人
ローカルアーカイブは、個人や仕事のやり取りを、読めるコピーとして自分の管理下に置きたい方に向いています。その分、コンピュータとバックアップドライブの管理も自分の責任になります。ノートパソコン 1 台だけでは、盗難、故障、誤削除への備えとして十分ではありません。
MailVault の無料の手動アーカイブ、ローカル検索、手動バックアップから始められます。Premium では自動化などのツールが加わりますが、保存したメールを自分で所有するために必要なものではありません。各コピーの置き場所を決める際には、ローカル保存とクラウド保存の比較をご覧ください。
自分のメールの 1 つのフォルダで試してみましょう。
無料の手動アーカイブ、ローカルメール検索、手動バックアップから始めましょう。自動化が必要になったらプランを比較してください。