ローカルメール保存とクラウドメール:自分で管理できるコピーはどちら?
ローカルメール保存とクラウドメールは、同じ問題の異なる部分を解決します。メールサービスはメールを受信し、現在のメールボックスを複数のデバイスで利用できるようにします。ローカルアーカイブは、自分のコンピュータで保持し、内容を確認できるコピーを提供します。多くの人には両方が必要です。
配信、同期、保持を分けて考える
配信はメールをアカウントに届けます。同期はクライアントとサーバーの間で変更を反映します。保持は後で使うためにコピーを残します。サーバー上の「アーカイブ」というフォルダにメールを移動しても、メールボックス内の場所が変わるだけです。Mac に別のコピーが自動で作られるわけではありません。
MailVault で明示的にアーカイブしたメールは、ローカルの Maildir ツリーに .eml ファイルとして保存されます。メールサービスからメールを削除しても、保存したコピーは残せます。サーバー上のメールを削除する前に、アーカイブが完了したことと、メールと添付ファイルを開けることを確認してください。
実際の違いを比較する
- アクセス。クラウドメールは、接続された複数のデバイスで便利に使えます。ローカルアーカイブは保存先のコンピュータで利用でき、メール全体を保存していればオフラインでも使えます。
- 管理。サーバー上のコピーはメールサービスが管理します。ローカルのアーカイブファイルとバックアップの保存場所は、自分で選びます。
- 復元。アカウントが使えなくなったとき、保持したローカルコピーが役立ちます。別のバックアップは、コンピュータ自体を失う事態に備えます。
- 容量。サーバーの容量制限とローカルディスクの空き容量は別の制限です。メールをダウンロードするだけではサーバーの空き容量は増えません。保存を確認したメールのサーバー側コピーを削除すると増えます。
- 管理作業。サービスの運用はメールサービス側が行います。ローカルストレージを健全に保ち、保護し、バックアップを確認するのは自分の役割です。
プライバシーは構成全体で決まる
ローカル検索では、アーカイブの検索処理を自分のコンピュータ内で行います。ただし、通常のメールがエンドツーエンド暗号化されるわけでも、新しいメールをメールサービスが扱わなくなるわけでもありません。ローカルファイルも不正なアクセスから保護する必要があります。保管庫をクラウド同期フォルダに置くと、そのフォルダのサービスもアーカイブの保存先になります。
クラウドサービスは、アクセス制御、暗号化、保持の仕組みがそれぞれ異なります。ホスト型ストレージをすべて同じものと考えず、実際のサービスと設定を評価してください。Mac 側での判断には、プライベートアーカイブのチェックリストをご覧ください。
両方を組み合わせる構成
- メールの送受信には、現在のメールサービスを使い続けます。
- 保持したいフォルダと年のメールを MailVault にアーカイブします。
- 接続を切って、保存したメールと添付ファイルをテストします。
- アーカイブを別のドライブにバックアップし、そのコピーも確認します。
- その後で初めて、サーバー上でオンラインに残す必要がないメールを決めます。
何を残す必要があるかで選ぶ
複数のデバイスから便利にアクセスすることが最優先なら、その使い方に必要なメールをメールサービス側に残します。アカウントを閉じても古い記録を残す必要があるなら、検証済みの独立したアーカイブを保持します。Mac が明日故障する可能性に備えるなら、アーカイブだけに頼らず、復元を試したバックアップも用意します。
MailVault の手動アーカイブと手動バックアップは無料です。Premium では、スケジュールバックアップとアーカイブ・削除をまとめた手順が加わります。まず 1 つのプロジェクトの履歴を保持し、バックアップの選び方ガイドでアーカイブ全体の復元を計画しましょう。
自分のメールの 1 つのフォルダで試してみましょう。
無料の手動アーカイブ、ローカルメール検索、手動バックアップから始めましょう。自動化が必要になったらプランを比較してください。